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茶の湯の事
私は写真学校を卒業後、日本各地の放浪の旅に出ました。
その途中で骨董に出会い、奈良の「道具屋河瀬」に修業に入りました。
修業中は「数寄の茶」に接し、いかにお茶と仏教美術を融合させるかを学ぶ日々でした。
その後上京し、塩月宗芯先生、五藤宗紫先生に師事することにより、茶の湯の本質を
学ぶ事になりました。
現在は師匠方から教えられた事を、皆様に伝えることを中心に、茶の湯をお伝えしています。
茶の湯は端から見ると堅苦しく、何かよくわからないように思えますが、本来は日本文化の深層と
真相をあらわす大変面白いものです。
初心者の皆様や、茶道を何年も稽古されている方にも分かりやすい様に、まず花から、また茶会、
茶事から茶の湯の楽しさをご提示しています。
茶の湯は概念、知識も大事ですが、実践を重んじるものです。
本を読んで学んだ事、知った事を、まずやってみようと一歩踏み出すお手伝いが出来れば幸いです。
皆様も茶の湯の世界を一緒に楽しんでみましょう。
西澤 宗渓
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